【2020年1月更新】天然石(ドゥルージー)に使われている金属の種類について

みなさま、こんにちは。Wacacoです。


ドゥルージーをはじめ、天然石に使用されている金属の種類に関して、よく質問をいただくので一度記事にまとめることにしました。

ご質問いただき、ありがとうございます^ ^
ご参考になれば幸いです。

※ 2017年に書いた記事ですが、追加情報がありましたので、2020年に更新致しました。

天然石の色やメッキ加工についてよく同じような質問を頂くのですが、説明が難しいため、ブログを更新いたしました。

Q:ご質問内容

天然石の色や種類について

LINEよりご質問いただいた内容を引用させて頂きました。お名前は伏せております。

Q:これらは全て水晶ですか?

A:まず、inOrganic/イノーガニックでお取り扱いしているドゥルージーは主に水晶と瑪瑙のものがほとんどです。

 

Q:人工的に色を染めていますか?天然の色はありますか? 

A:これは、石の種類によって異なりますが、ドゥルージーで用いられる瑪瑙と呼ばれる天然石は、染め瑪瑙というワードがあるくらい、染める事と相性がよく、染めたことによって瑪瑙が持つ模様が引き出されることがよくあるのです。

日本では、瑪瑙を染めるのはある程度の技術を必要とした工芸品として良く親しまれてきました。

また、水晶も同様に色が染まりやすい天然石であり、当店でお取り扱いしている天然石はクリアなもの以外染めています。

本来、瑪瑙ですとグレーやパープル、 白、ブラウンなど様々な天然色がございます。また、瑪瑙特有の黒点模様が入っているのも特徴です。

水晶はグレーっぽいホワイトが天然の色です。

『完全に天然のものを使いたい!』という方は、石そのものにこだわられる事をお勧めします。

ただ今は技術が発展し、ターコイズも練りの物があったり、アメジストを熱処理してシトリンを人工的に作っていたりと、専門的な知識で見極めないとわからないものも多いので、気をつけてくださいね!

こちらはインドでハンドメイドして作ってもらったドゥルージーアゲートのパーツ

 

天然石の周りの金属について

Q:枠のシルバーとゴールドの加工はSV925や14Kgfなどですか?

A:正確にいうと、シルバーエッジのものはSV925のメッキ、ゴールドエッジのものは18Kのメッキのものが多いです。
24Kを使ったものもありますが、色が強く出て日本人向きではない為、18Kを使うことが多いです。

それと、14Kgfについてよくわかっていない方からよくこの質問をいただきます。

石の周りの加工をメッキ(gp)ではなく金張(gf)のもので探しています。という質問。

これ、私も昔違いが全然わからなかったので、同じように疑問を持つ方が多くいるの分かります!それで、14Kgfでメッキ加工した天然石パーツを探していました!!(金メッキと金張の違いを知っている今、この文章がトンチンカンなことがわかっているけど、知らない方のために敢えて書いています。)

私もめちゃめちゃ金属アレルギー持ち。
体調が悪いと18Kでも皮が剥けることがあるくらい…だから少しでもお肌に優しいアクセサリー素材を!という考えで、金属や天然石の取り扱いにはこだわっています。

ちなみに、7年前にハンドメイドアクセサリー作家をしていた頃は14KGF(14Kゴールドフィルド)を使用したアクセサリーを制作しており、お肌に優しいアクセサリーというコンセプトで活動をしておりました。

 

そこでまず、前提知識として、18K、GF(ゴールドフィルド)とGP(ゴールドプレート)の違いを解説したいと思います。

18Kとは…

まず、18KのKとは金製品の純度を表す表記で、24Kが純金です。

18Kは18/24つまり75%が純金で、25%は金属の硬度を上げるため、銀や銅を混ぜて作られた金属のことを言います。

”純金だから良い”という訳でもなく、金そのものはとてもやわらかいため、取り扱いに注意が必要です。日常使いするようなアクセサリーには向きません。

そこで、金属の硬度を上げるために他の金属を混ぜて金属自体を強化しているのです。

GFとは…

GF(ゴールドフィルド)とは金張りのことを言います。 ※ゴールドフィルドとは金の層を高熱と圧力で素材(真鍮)に圧着させたもので、その金の層の重量が素材を含む総重量の1/20以上の場合、 ゴールドフィルド(金張り)と呼ばれています。14/20Kとは商品全重量の1/20以上が14金という意味です。

貴和製作所さんの解説を抜粋しました。

つまり総重量が5%以上が金の層であることを言います。

14KGFは5%以上の金の層が14Kであるという意味です。

GPとは…

GP(ゴールドプレート)とは金メッキのことを言います。真鍮などの金属に非常に薄く金で膜を張る加工しています。

14KGPはメッキ加工している金属が14Kであるという意味です。
当店では18KGP。18Kの金メッキを施すことが多いです。

そして、いただいたご質問にお応えしていくと、天然石に金属加工が施してあるものはほとんどが金メッキ加工です。

通常、金メッキは真鍮にメッキ加工をすることが多いのですが、天然石の場合は、メッキ加工の元が真鍮ではなく、石であると考えてください。

 

そして、GFとGPは製造方法そのものが全く異なります。

ゴールドフィルドは母材となるベースメタルと合材となるソリッドゴールドとの金属間の境界面を熱と圧力によって原子レベルで合金化させて接合させているため、金メッキと比較して剥離しにくいという特性があります。

(株)アルバ さんの解説ページより抜粋しました

つまり、金張は熱と圧力を加えて、金と金属を原子レベルで合金化しているもの。天然石は金属ではないので、原子レベルで合金化することが不可能なのです。(というか、そもそもそんな技術が無い)

また、金張を技術的に加工できる工場は現時点で日本には無く、ほとんどがアメリカで作られています。

どうしても天然石の枠に14Kgfを使いたかったら、14Kgfで作られた金属製の枠(ベゼル)を使うと良いかもしれませんね!

 

ちなみに、以前このような記事を書きましたが、ドゥルージーは金メッキ加工でも肌に密着する部分は金属コーティングされていないため、私の周りの極度の金属アレルギーの方も使用しています。

 

▶︎ 金属アレルギーでも安心なドゥルージーパーツ

※ドゥルージーパーツの裏面

ただ個人差があるため、100%大丈夫だとは言い切れませんが、ご参考になれば幸いです。

他にも、ご質問など気軽にお問い合わせくださいませ^ ^

わかる範囲で可能な限りご対応させていただきます。

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それでは!

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